【稲沢市立高御堂小】「命の輝き」について考えてみよう
- 公開日
- 2012/11/05
- 更新日
- 2012/11/05
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、国府宮駅周辺の商業・住宅地区と県営高御堂団地の2地区から成り立っています。学級数は8(うち特別支援学級2)、児童数190名の小規模校です。
本校では、道徳の授業を主体とした道徳教育、福祉実践教室などの学校行事、稲作やサツマイモなどの栽培活動、読書活動など教育活動全体を通して心の教育を推進しています。「感じる・考える・行う」ことのできる、心豊かな児童の育成をめざして取り組んでいます。
今回は、道徳教育の実践を中心に「心の教育推進活動」を紹介します。
6月の学校公開日において、全学級で道徳の授業を行い、保護者に授業の様子を見ていただくとともに、家庭・地域社会と一体となった道徳活動の理解を図っています。
また、10月には、学校訪問の指定授業として3年生が道徳の授業を行いました。主題は「生命の尊重」、自作資料「あやちゃんのおくりもの」を用いて、「命の輝き」について考えてみました。
白血病のため7歳で他界した主人公が、数多くの絵を描きながら力強く生きた姿を通して、命を輝かせて生きるということについて、活発な話し合いがなされました。まとめの場面では、主人公の絵や写真が画像として映し出され、家族からの手紙が読まれました。多くの児童が真剣な表情で聞き入るなか、目に涙をため、必死に泣くのをこらえながら聞き入っていた児童も見られました。
命の尊さに気づくとともに、その命を大切にし、一生懸命「輝かせながら」生きていこう気持ちが心に刻み込まれたものと思います。