モラルBOX日記

【弥冨市立弥生小】『思いやり』の水と『愛』の栄養で − 人権の花運動 −

公開日
2012/11/05
更新日
2012/11/05

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

弥生小学校では、協力することの大切さや、思いやりと感謝の気持ちをもたせ、人権思想を育むことを目的として、人権の花運動に取り組んでいます。
6月28日(木)には、6年生が花壇やプランターにサルビア・マリーゴールドなどの苗を植えました。一人ずつ、根を痛めないように、また、植え付けの深さにも気を付けて植えました。それから毎日、栽培委員会の子がすみずみまで丹念に水やりを続けました。草を取ったり、花がらを摘んだりしながら、みんなで協力して大切に育てました。毎朝、登校した児童が見る花壇は、暑い夏を乗り切って色とりどりの花壇へと変化していきました。
9月には、咲きそろったプランターの花を、近隣の保育所や福祉施設に贈りました。児童会の子が、大切に育てていただけるように思いを伝えました。
10月18日には、市長さんや法務局・人権擁護委員の方々を招いて、人権教室を開きました。「人間も植物も一人では決して生きていけないこと、また、一人一人の命は、とても大切であることに気付くことができた。そして、友達と協力して育てることで、友達の大切さを改めて感じた」など、人権に関する作文や標語を発表しました。
周囲への思いやりや命あるものを大切にしようとする心を、また少し、育むことができたように思います。

児童の作品
一言で つながり合える 人と人
その勇気 ふりしぼって 『やめようよ』