【設楽町立津具中】生命の尊さを実感し、人も自分も大切にできる心を育む
- 公開日
- 2012/11/06
- 更新日
- 2012/11/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
5月27日の学校保健委員会で、豊橋市内の助産師さんをお招きし、生徒、保護者を対象に講演をしていただきました。たくさんの新生児をとりあげられた経験の中から、自宅で出産を迎えたある家族の様子について、映像を交えて詳しく話していただきました。
家族が増えることへの期待、お母さんのことを心配する子どもたちの不安げな様子、そして新しい命を迎えることができた喜びが伝わってきました。また、助産師をめざそうと思ったきっかけを先生の母親の姿に触れながら話していただきました。家族の愛情、絆について考える、また、自分を見つめ直すよい機会となりました。
以下は生徒、保護者の感想です。
・自分たちもあんなふうに生まれてきたと思うとすごく感動的でした。多くの人、家族に見守られて生まれてきた赤ちゃんはすごくうれしいと思います。安心できると思います。私は自分が生まれた時のことや妹、弟が生まれた時のことを全く覚えていません。でも、父や母が大切に育ててくれた命です。「生きているだけで100点満点」のことばを胸に、自分らしく頑張っていきたいと思います。
・胎盤やへその緒の現物を生で見るのは初めてで、この中に入っていたと思うと不思議な感じがしました。へその緒が思ったより硬かったです。助産師さんが「生き抜いて」という思いを込めて切っているというのを聞いて、命を大切にしなきゃと思いました。
・自分の出産のことを思い出し、涙が出てきました。人は生まれたらより良く、より強くと上へ上へと目指していくけれど、「生きているだけでよい」ということがベースにあれば、何か不安や困難、失敗があっても乗り越えられるように思います。