【西尾市立鶴城中】豊かな人間性の育成 −心が育つ学校づくりを目指して−
- 公開日
- 2012/11/12
- 更新日
- 2012/11/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、3年3組において、道徳資料「二通の手紙」を題材にして、規則を守ることの大切さについて考えました。本学級の生徒は、授業や普段のあいさつも元気にでき、授業でも意欲的に発言することができます。しかし、集団行動の中で、「これくらいならいいだろう」という考えで校則を破り、服装が乱れてしまう生徒も見られます。本実践を通して、生活していく上で規則を守ることの重要性に気づかせたいと考えました。
資料「二通の手紙」は、模範的職員だった元さんが、動物園の規則を知っていながら、幼い姉弟の思いに同情し、入園を許可してしまう物語です。心情的には元さんの行為に共感できるけれども、規則には守らなければならない理由があるということに気づいてほしいと願いました。そのために、元さんの行為についての意見をネームプレートで分け、小グループでの話し合いを取り入れ、より多くの考え方に触れさせました。
授業後の感想では「自分の感情にまかせた無責任な判断で多くの人に迷惑をかけてしまったということを思い知らされた」「自分自身成長できた」など、規則に対する意識の高まりや、心の成長が感じられました。