【豊橋市立高根小】「豊橋学校いのちの日」の取り組み
- 公開日
- 2012/12/27
- 更新日
- 2012/12/27
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は全校児童174名の豊橋市南部に位置する学級数9クラスの小学校です。「たくましく・かしこく・ねばり強く」を校訓として,伸び伸びと元気よく学校生活を送っています。毎年6月の「豊橋学校いのちの日」に生命の大切さについての学習をしています。この日は,朝の時間に学校図書ボランティアの方々が各学年に適した命に関する本の読み聞かせをしてくださいました。
授業参観では,全学級で命に関する道徳の授業を公開しました。各学年,下記の題材で実施しました。
1学年 「せみが生まれた日」「ふしぎだな」
2学年 「ぼくのたん生日」
3学年と特別支援学級 「あぶない大通り」
4学年 「ヒキガエルとロバ」
5学年 「命のバトン」
6学年 「命の重み」
特に6年生では,資料「語りかける目」(ある警察官の手記)を使って阪神・淡路大震災での実話を通して,「人の死」が,いかに悲しいことであるかを考えました。自分のまわりの人の死を体験した話を導入として,実際に地震で母親を失った少女の気持ちを考えて命の大切さについて話し合いました。子どもたちは自分の身のまわりで起こったことではないが,2011年3月11日の東日本大震災のときに感じた地震の揺れや,テレビで観た津波や崩壊の様子を思い出して,いつ自分がその立場になるかもしれないと真剣に考えていました。どの学年も,命について真剣に考えた有意義な日となりました。