モラルBOX日記

【春日井市立高森台中】心の教育を推進するために

公開日
2013/06/14
更新日
2013/06/14

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では校内研究において、心の教育の充実を図る研究を取り入れています。
 今年度のサブテーマは「よりよい人間関係の中で、学習に取り組む生徒の育成」として、居心地のよい学級づくりを目指し、ソーシャルスキルを活用するとともに、道徳の充実に力を入れています。今年度の重点目標は、1年生では「自己を見つめ、望ましい生活習慣をもとに、節度ある生活をしよう」、2年生では「日常生活の中で、正しい価値判断をもとに、思いやりのある行動をしよう」、3年生では「視野を広くもち、自分が所属する社会に対して貢献しよう」です。
 6月3日(月)には3年生において、温かい人間愛を主題に、明るい人生「ちょっと待ってあげて」を資料に研究授業を行いました。落ち着いた真剣な雰囲気の中で授業が行われ、班の話し合いの中では、活発で温かい言動が見られました。
 そして、最後の感想には「困っている人がいたら、勇気をだして助けてあげたい」「思いやりを失わず、友だちに優しくする」「いやな思いをする人がいないクラスにしたい」などがありました。
 授業後には研究協議会を行い、道徳の時間の研究を深めました。学年からの取組として、次の2点を挙げました。道徳的に裏打ちされた人間としての生き方について自覚を深める指導を重視し、特に道徳的実践力を高めるための手立てを指導の中に生かすことと、Q−Uなどのアンケートを活用し、生徒個人の様子と学級集団の発達を把握し、学級経営や授業に生かすことについてです。今後、1年生や2年生でも、このような取組を継続し、子どもたちの思いやり、認め合い、励まし合う心を育んでいきたいと考えています。