モラルBOX日記

【半田市立青山中】遊歩道の清掃活動をとおして。

公開日
2013/10/08
更新日
2013/10/08

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では毎年夏休みにはいった7月下旬に、生徒会主催で「街角ボランティア」と称して「長泥の径(ながとろのみち)」という遊歩道の除草作業と小川の藻取り。神戸川の清掃作業を行いました。
 「長泥の径」というのは、青山中学校から青山武道館にかけて続く人工川沿いの遊歩道です。児童生徒が通学路として使うだけでなく、日中は小さな子どもたちが自然に触れ合う公園として、また市民の健康増進のためのウォーキングコースとして地域の人々に親しまれています。
 水辺ということもあり、夏には沿道に雑草が青々と生い茂ることになります。歩道には雑草がはみ出して、歩道が狭まるばかりでなく、川の排水溝に雑草や藻が詰まり水の流れが滞り悪臭などの原因になります。
自分達の住む街を、住みやすくよりよい環境に保ちたいという気持ちから、生徒会を中心として、清掃活動を行っています。
 活動前にはあまりの雑草の多さに生徒たちも声を失うほどですが、「千里の道も一歩から」。約200名の生徒の汗により、半日ほどで市民の憩いの場として元の姿を現しました。
 生徒の中には「これで気持ちよく登校できる。」とか「自分達できれいにした場所には愛着がでるね。」など活動をとおして満足感を得ているようでした。
 清流を取り戻した「長泥の径」を子どもたちは笑顔で見ています。
「長泥の径」だけでなく、これからも自分達の町に愛着をもち、大切にしようとしていく気持ちをもち続けてくれればと思います。