【安城市立高棚小】ふれあい遠足
- 公開日
- 2013/10/31
- 更新日
- 2013/10/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校の特徴的な教育活動の一つに縦割り班活動があります。本校では、「ふれあい班」と名付け、全校を10の班で編成しています。班の中でも1・6年生、2・4年生、3・5年生でそれぞれペアを組み、週1回の定期的なふれあい班遊びやふれあい運動会やふれあい遠足などの行事を通して、異学年交流の中で互いを思いやる心を育んでいます。
10月には、ふれあい遠足で南知多ビーチランドに出かけました。事前に遠足のめあてを決め、どんなところを回りたいか、お弁当はどこで食べようかなど6年生のリーダーが班員に聞きながら、みんなで計画を立てました。
当日は6年生が班のリーダーとして、安全で楽しい遠足となるように下級生に優しく声かけをしていました。6年生にとって、最上級生であることを自覚する場となりました。また、下級生は、班長の話を聞いて、言われたことを守ろうとしていました。互いに協力し、みんなが楽しめる遠足になるように意識している様子が見られ、帰るころには名前を自然に呼び合う微笑ましい姿が見られました。
低、中学年からは、「ペアのお兄さん、お姉さんと一緒に活動した時間が、一番楽しかった。」「6年生がいろんな計画を立ててくれて楽しかった。」等の声が聞こえ、異学年との交流を上手にもつことができました。また、6年生からは、「みんなをまとめるのは難しかった。」「6年生の班長が、みんなを引っ張っている姿を今まで見てきて、とてもかっこいいと思っていました。だから、今年は私が班長として、他学年の子にかっこよい姿が見せられるように、がんばりました。」等、リーダーとしての達成感を味わっていました。
互いを思いやり、互いに助け合いながらいろいろな活動を進めていくことは、集団の中で自分の役割を果たし、協力することの大切さやよさを味わう貴重な学習場面になると考えています。