【岡崎市立南中】いじめ撲滅集会
- 公開日
- 2013/12/18
- 更新日
- 2013/12/18
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
12月17日5・6時間目に全校生徒が体育館に集まり、いじめ撲滅集会を行いました。今年は友達の短所とみられるところを長所に変えようとリフレーミング用紙を配布し、集会時に意見の交換をしました。
その用紙の中に、1から14の短所の項目があり、例えば、≪思ったことをすぐ口にしてしまう≫という短所を表す項目に対して、「素直だ」「自分の考えを素直に言える」、≪落ち着きがない≫は「元気がある」「行動的な人間」「場を盛り上げる人が多い」といいことに置き換えたものを発表しました。いじめが人の短所を攻撃することから始まるケースが多いことから、短所や人の個性を認め合うことが必要なことを全校生徒で確認し合いました。
また、前もって「ありがとうのしずく」という用紙を配り、周りの人に感謝することを書かせておき、集会前に集め体育館に掲示したり、会の中で一部を発表したりしました。家族や母へ、部活動の仲間へ、同級生へ、何気ない一言が勇気をくれたことや励ましに対して、ありがとうの一言が言えなかったことなどをスライドや掲示で伝えました。また、家族からの励ましや感謝の言葉もあり、生徒に勇気と感動を与えました。
「お父さんが重い病気になってから、心配ばかりかけています。本当なら、安心して学校に通っていくことが普通のことなのに、ごめんね。なのに、不満も言わず、いつも通り笑顔で学校へ行ってくれてありがとう。家族をその笑顔で支えてくれてありがとう。」と保護者代表の母親が発表してくださいました。
後半は、いじめにあってもめげずに、明るくどんなことにも頑張り通したけれど、16歳でこの世を去った岡崎市内の少女の母親の話を聴き、多くの生徒が感動し涙を流しました。