モラルBOX日記

【豊川市立国府小】学校中にありがとうを届けよう!

公開日
2014/01/31
更新日
2014/01/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校は,市の西部にあたり全校650人の大規模校です。昔からある住宅も多く,地域とのつながりが深い地域でもあります。
 12月の人権週間では、「ありがとうを届けよう週間」という活動を行いました。手紙を通してありがとうを伝えることにより、自己肯定感を高めること、友達、地域、親に感謝の気持ちを手紙に表すことでよりよい関係を築くことを目的に,全校一斉で取り組みました。同学年は黄色,異学年は水色,大人には桃色と色を分けたカードを用意したことで,伝える相手を意識して感謝の気持ちを伝えることができました。また、カードを直接手渡ししたので、相手から直接もらえるうれしさや喜びも感じることもできました。人によさを認めてもらえることで、自分のよさを再確認できたり、自分の知らなかったよさを知ることができたり、全校が温かい雰囲気の中取り組むことができました。
 ふりかえりでは、「私は,いつもその子のことをどう思っているのか言えなかったけれど、自分の気持ちが伝えられて、カードをもらって自分にもよいところがあるということも分かりました。来年もあるので人を思いやりたいです。」「私はカードをもらって、よかったなと思ったことがいっぱいあります。たとえば友達が泣いてしまったとき,なぐさめたりばんそうこうをはってあげたりしたことを書いてくれた人もいました。遊ぶときのことを書いてくれた子もいて,とてもうれしかったです。」「カードを書くとき、いつもありがとうと思って書きました。カードをもらう人が喜ぶように色をぬったことが、返事の中に色をぬってくれてありがとうと書いてあったので、心がぽっかぽかになりました。カードを書くのも楽しいし、もらって心がぽっかぽかになれたと思います。」などの、心温まる感想を書く子が多く見られました。
 今後は、人権週間だけの取り組みではなく、教室にありがとうカードを置いておくことで、いつでも書けるように呼びかけていきたいと思います。


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