【美浜町立野間小】学校保健委員会で体と心を元気にする生活について考えよう!
- 公開日
- 2014/02/26
- 更新日
- 2014/02/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
野間小学校は、全校児童161名の小規模校であり、他学年とも親しく関われる児童が多いのですが、相手の気持ちを考えずに行動してしまうことがありました。
そこで、児童自身の心身の健康問題に対する意識の高揚を図ることを目的に、11月に「みんなが気持ちよく過ごせるようにするためには…」というテーマで、特別支援教育アドバイザーの方をお招きし、4年生以上の児童・保護者・職員を対象に講話をしていただきました。その中で「自閉症」という障がいを通して、みんなで苦手なことをのりこえていく方法を考えました。また、軍手をつけて折り紙を折る体験や、ペットボトルを使って視野が狭くなり物が見えにくくなるという体験を通して、障がいがあってもなくてもみんなが生活しやすくする方法を考えるきっかけを得ることができました。
講話後、「自閉症の人だけじゃなくて、自分たちにも不安なことや助けてほしいことがあるから一緒だなと思いました。みんなが助けてほしいときは、助けてあげられるようにしたいです。」という感想が児童から出ました。また、保護者からも「お互いがお互いを尊重し合うこと、自分と違うと難しいけれど、気づいたことから助け合うことの大切さを学んだ気がします。」とのご意見をいただきました。