【豊田市立佐切小】ふわふわ言葉でみんななかよし
- 公開日
- 2014/02/26
- 更新日
- 2014/02/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
家庭でありがちな親子間での会話を、あたたかく優しいものにしたいと考え、本年度学校保健委員会のテーマを「ふわふわ言葉でみんななかよし佐切っ子」と設定した。
すこやか委員会の子どもたちが、親子のちくちく言葉のやりとりを劇にして、ちくちく言葉によって心がとげとげしくなる様子を演じた。その後、「これらのちくちく言葉をどんなふわふわ言葉に変えたらよいか、みんなで考えましょう」と投げかけた。
親子でいっしょに、劇中のちくちく言葉のせりふを、どんなふわふわ言葉に言い換えたらよいか話し合い、プリントに記入した。その後は、ハート形に切ったピンク色の用紙に、言われたらうれしいふわふわ言葉をどんどん書いていき、ふわふわ言葉の木プリントに貼り付けていった。ふわふわ言葉の木は、しばらく学級で掲示した。
保護者からは、「いつも親子で怒ったような話し方になることが多いので、少し話し方や言葉を変えることで、お互いが気持ちよく過ごせるようになるのかなと思った。」「子どもにも分かりやすかった。ふだんから使う言葉に気をつけようという意識をもつことができた。」「子どもの年齢が上がるほど難しいと思ったが、ふだんからの積み重ねが大切だと思った」といった感想を聞くことができた。
今回の学校保健委員会は、親子のコミュニケーションのしかたを見つめ直す一助となった。