モラルBOX日記

【春日井市立岩成台小】 朝読書,始めました

公開日
2014/06/27
更新日
2014/06/27

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

  • 1748867.jpg
  • 1748868.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10516157?tm=20240815153205

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10520278?tm=20240815153205

 業前の時間,各教室の前を通るとページをめくる音だけが聞こえてきます。子どもたち一人ひとり,自分の好きな本に夢中になっている時間です。本校では,これまで朝学習を中心にしており,読書は週に1回だけという形で取り組んできました。今年度からは,落ち着いた気持ちで1時間目の学習に移行できるようにしたいという考えの下,15分間の業前の時間は,朝読書に毎日取り組むことを原則とするように変えました。
 朝読書のねらいは,朝の始まりを落ち着いて迎えることで1日のスタートを上手くきるためだけではありません。本を読むことの楽しさを知り,また読書を通していろいろな言葉や表現方法を覚えることもできます。特に,物語に出てくる人物などの言動に共感しながら読むことは自分自身の感性を磨くことにも繋がるのではないかと考えたからです。以前から,授業中でも課題を済ませると読書している姿をしばしば見かけましたが,本年度はその傾向がさらに強くなったような気がします。
 6月には「あじさい読書週間」というものが,本校にはあります。この期間中は,担任の先生やPTAの読み聞かせグループ「お話の会ピッピ」による読み聞かせがあります。今日は,どんな本を読んでくれるかなと楽しみにしている子どもたちもいます。先生やお母さんたちが読んでくれる話にある時は,みんなで一緒になって大笑いし,またある時はハラハラドキドキしながら話の続きに耳を澄ませる。いつもの読書とはちょっぴり違う光景がそこには見られます。一つの作品をみんなで味わい,想いを共有することができるのも読み聞かせの良いところのように思います。
 さて,読書週間が始まると図書室を利用する子どもたちが増えます。図書室横に貼ってあるクラスのあじさいの花。読み終えた数だけたくさんの色とりどりの花が咲きます。他のクラスを意識しながらも自分たちのあじさいがきれいになっていくのは,見ているだけで心が満たされます。読書週間が終わるころには,たくさんのきれいなあじさいが廊下を飾ってくれるものと思います。