モラルBOX日記

【小牧市立一色小】たてわりスペシャル

公開日
2014/08/04
更新日
2014/08/04

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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一色小学校では、「関わり合う喜びを味わわせることで、他を大切にする子どもの育成を目指す」という目標のもと、児童会を中心に「たてわりスペシャル」という異学年交流の取組を行っています。今年度は6月26日に行いました。
 この取組は、2週間前から準備が始まります。まず、各学年2,3人ずつが集まって1つの班をつくります。そして2つの班が一緒になって「お店」と呼ばれる「出し物」を企画します。クイズやアーケードゲーム的なものなど、どの班も工夫を凝らしたものを考えます。その中で中心となって活動するのは、もちろん6年生。下級生たちに提案するために、自分たちが考えたアイデアをもって、毎日のように担当の先生のところに打合せに行きます。アイデアがまとまった班から6年生がリーダーとなり、朝の時間を利用して「お店」に必要な物品を作ります。
 当日は、お店を運営する班と、他の「お店」を回る班に分かれ、前後半で交代します。お店を運営する班は、受付、ルール説明、お店の宣伝など、1年生から6年生まで全員で協力して仕事に取り組みます。お店を回る班は、6年生が下級生たちを引率して上手に回ります。運営しているときも、回っているときも、子どもたちは本当に楽しそうな笑顔を見せてくれます。そんな中から、年齢の違う友達とどのように関わっていったらよいかを、学んでいきます。
 計画から運営まで、6年生は、今まで見てきた先輩の姿をお手本に、一生懸命リーダーシップをとります。その姿を見て、「6年生になったら、こうやってがんばらなきゃな」という気持ちが、下級生の中に育っていきます。思いやりの心や責任感など、多くのことを学ぶことができるこの取組を、一色小学校ではこれからも大切にしていきたいと考えています。