モラルBOX日記

【稲沢市立清水小】 祖父母学級

公開日
2014/08/25
更新日
2014/08/25

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 稲沢市立清水小学校では、「祖父母学級」という、児童と祖父母とのふれあいに焦点をあてた、学校公開日を毎年設けています。活動のねらいは、(1)祖父母の方々の知恵や知識にふれることで、高齢者への関心を深めて、共に生きる気持ちを高めさせること、(2)児童の授業中の様子や活動する姿を見ることで、祖父母の方々にもその成長を知って、家族のふれあいを深めてもらうこと、の2つです。
 各学級とも、「思いやり」「家族愛」などの内容項目の道徳の授業を行った後に、児童が祖父母の方々とともに学習することができる公開授業を行いました。1年生は生活「むかしのあそびにちょうせん」、2年生は図工「ワクワクがっき作り」、3年生は社会「稲沢市カルタ大会」、4年生は図工「粘土とちぎり絵でピカッチ」、5年生は図工「ステンシルに挑戦」、6年生は総合「百人一首大会」を実施しました。どの学年の児童も、もの作りや、遊びをする中で祖父母の方々の知恵や知識にふれながら、普段なかなか一緒にできない体験を楽しんでいました。
 祖父母学級のふり返りの絵日記では、「おばあちゃんがきてくれてうれしかったです。」(1年生)、「おばあちゃんがつるをおってくれて、とてもたのしかった。やっぱり、おばあちゃんはすごいとおもいました。」(1年生)、「おばあちゃんが、ぼくのためにいっしょうけんめいつくってくれました。おばあちゃん、ありがとう。」(2年生)、「おばあちゃんと作りました。先生から説明を聞いて、エンゼルフィッシュを作りました。…お母さんやお父さんにも、手紙を書いて(ステンシルの作品を)プレゼントしたいです。」(5年生)などの、活動のねらいに合ったものがたくさん見られました。
 保護者への学校評価アンケートでは、「祖父母が一緒に参加し、児童と学校でふれあうことができるので、毎年楽しみにしている。」「とても良い。」「孫の学校生活を見られて、祖父母がとても喜んでいる。」などの意見を毎年たくさんいただきます。
 これからも、祖父母と学校でふれあい、児童の心を育てることのできる、清水小学校の伝統の行事として、「祖父母学級」を大切にしていきたいです。

  • 1802615.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10516333?tm=20240815153205