モラルBOX日記

【犬山市立楽田小】「感謝して食べよう」

公開日
2015/02/05
更新日
2015/02/05

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 児童たちが学校生活の中で楽しみにしている時間の一つ,それは,給食の時間。本校は,自校給食を実施しているおかげで,給食の食材を運んで下さる人たちや,調理して下さる人たちの姿を普段から目にする機会がよくあります。よりよい習慣で給食を食べることは,たくましい身体を作るためだけではなく,給食を提供して下さることに携わる様々な人たちや,動植物の命を“いただく”ことへの感謝の心を育てることにおいても,大きな意義があります。給食を通して,感謝の心を育む取り組みの一端を紹介します。
 ◎地場産物生産者や調理員さんたちとの交流会食
1年生では,地場産物生産者の方の招待給食をしました。朝早くから畑で作業をして下さることや,想像以上に広い畑の世話をしていらっしゃることを知って,驚きの声が上がりました。この日の献立にあった“ゴボウハンバーグ”は,犬山の栗栖地区で作られたゴボウが使われていました。そのゴボウを育てて学校まで運んで下さった方を目の前にして,学級の誰一人,残す子はありません。いつもよりも大きな「ごちそうさまでした。」の声が,聞こえてきました。
 ◎給食委員会児童による全校集会
 給食委員会児童たちによって,“よりよい給食の習慣”を紹介する全校集会がありました。その中で,調理員さんや片付けの補助をする委員会児童などに,「ごちそうさま。ありがとう。」という言葉がけがあること,食器を整然と並べて返却すると感謝の気持ちが伝わること,返却で混雑している時には,高学年が低学年に順番を譲るなど,すてきな姿が紹介されました。ちょっとした行いで,周囲の人への思いやりや感謝の気持ちが伝わることを学ぶことができました。