モラルBOX日記

【瀬戸市立品野台小】地域・保護者と共に「親子ふれあい学級」と「感謝の会」

公開日
2015/07/16
更新日
2015/07/16

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 品野台小学校では、家庭や地域と学校との相互理解と連携を深めるとともに、地域の教育力を生かすことをねらいとし、毎年6月にPTA主催で「親子ふれあい学級」を行っています。普段の教科学習では体験できないさまざまな文化について、学年ごとに地域の方々を講師に招き実習を通して体験しました。1年生は染め物作り、2年生は陶食器作り、3年生はおこしもの(郷土食)作り、4年生は手作り豆腐、6年生は手打ちうどんとバラエティに富んだ講座になっています。保護者が来校しやすいように日曜日に設定し、親子で体験活動を行いました。当日は、児童の父母の他、祖父母や兄弟も参加されにぎやかな会となりました。参加者の感想を紹介します。「大豆から豆腐を作るのは初めてで、家でもお父さんと作ってみたい。」(4年児童)、「子どもとふれあいながら、瀬戸ならではの陶食器ができ、焼き上がりが楽しみです。」(2年生保護者)など、ものづくりを共同で行った楽しさや、手作りのおいしさを味わったことを喜ぶ声がきかれました。
 また1月末には「感謝の会」を開催し、上記のように学校の教育活動にご協力いただいた地域講師の方の他にも、餅つきの手伝いをしてくださる敬老会のみなさん、読み聞かせボランティアの方、交通指導員さん、調理員さん、学校サポーターさんをお招きしています。お世話になった学年を中心に、それぞれの児童が手作りの感謝状を渡し、児童代表が感謝の言葉を述べ、最後に全校合唱のプレゼントをします。「地域の方々をはじめいろいろな方との出会いがあり、ご協力のおかげで楽しい学校生活を送ることができる。」ということをあらためて実感できる会です。
 これからも、品野台小学校は保護者の協力を得て、地域にいらっしゃるいろんな分野での名人の方と、ものづくりや食を通してつながることができる環境づくりを進めていきたいと思います。