【豊川市立一宮西部小学校】関わりを大切にした道徳授業
- 公開日
- 2015/08/18
- 更新日
- 2015/08/18
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、どの子も生き生きと学び、自己肯定感をもてるようにするために、協同学習を取り入れている。6年生では、私たちの道徳「その思いを受けついで」の資料を活用し、生命について考えた。協同学習の場面では、画用紙を班の真ん中において子どもたちが語り合った。画用紙には、決定されたことを書くのではなく、子どもたちが自分の語ったことを書いていく。そのため、子どもたちは短い言葉で自分の言葉を要約し、そこに残している。この画用紙を交えた話し合いには、多くの利点がある。子どもたちが何を話したのか把握しやすくなる。と、同時に子どもどうしも教員も、子どもの発言を画用紙上でつなげていくことが容易になる。相手の発言を否定的にとらえずに、まず受け入れること、そして自分の意見との相違や似ている点など、相手の考えと話をつなげて自分の意見を述べられるようにしている。
少人数での話し合いは、子どもの本音を引き出しやすく、子どもどうしの関わり合いが多くなる。表現が苦手な子どもも安心し、友達との関わりを楽しむことができるようになってきている。今後も、子どもたちの豊かな心を育むために、協同学習を取り入れた道徳の授業に一層力を入れていきたい。