【大口町立大口南小】自信や主体性を高めるペア学級活動
- 公開日
- 2017/01/13
- 更新日
- 2017/01/13
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、ペア学級での活動を基盤とした心の教育を行っています。全学年2学級という特性を生かし、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生のそれぞれ1組同士、2組同士でペア学級を構成しています。更に学級だけでなく、1年間を通してバディを組むペアグループも決めます。このペア学級やペアグループでは、次のような交流や活動をしています。
まず、4月に「ペア学級開き」を行い、ペアグループで一緒にお弁当を食べ、グループ活動を行います。「大南ハッピータイム」や「ペアでチャレンジ」などの児童集会では、コーナーを回ったりゲームをしたりします。年間3回の読書週間中に行う「ペア読書」では、上学年が下学年に読み聞かせをしたり、逆に下学年の児童が上学年の児童に読み聞かせを聞いてもらったりします。この他にも、「大縄大会」や「運動会のペア種目」、「ペア給食」や長い昼休みの時間に行う「ペアで遊ぼう」、ペアの相手に1年間の感謝の気持ちを伝える「ハッピーレター」など、児童会が中心となり、年間を通して様々な取組があります。
これらの活動を通して、上学年の子どもたちは下学年の子どもたちに対する思いやりの気持ちを高め、頼りにされたり感謝されたりすることで自尊感情を高めています。逆に下学年の子どもたちは、上学年の子どもたちを目標にし、親切に教えてもらったり励まされたりすることで、何事にも自分から積極的に取り組もうという姿勢が芽生えています。
このような相乗効果が生まれるペア活動。「自信をもって 主体的に活動できる子の育成」という本校の現職教育テーマを具現化するために、主体的・対話的な授業に力を入れるだけでなく、子どもたち自身による異学年交流も、心の教育推進活動の一つとして取り組んでいます。