【豊田市立青木小学校】心を育む異学年交流
- 公開日
- 2019/11/11
- 更新日
- 2019/11/11
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、昭和62年から始まった「縦割り活動」が、毎年、工夫・改善されながら継承されており、よき伝統となっている。毎日の清掃活動は、縦割り班で分担して行っている。各班の班長を6年生が務め、低学年に掃除の仕方を教えたり、ぞうきんをしぼってあげたりしながら、異学年グループで協力し合って活動している。また、清掃活動だけでなく、縦割り遊びや運動会での縦割り種目など、日常的に異学年交流の場を設けている。
月1回程度、木曜日の掃除の時間を利用して行われる縦割り遊びでは、1年生から5年生までが楽しく遊べる遊びを6年生が考え、オリジナルルールを加えて遊ぶなど、相手を意識した子供独自の思いの実現の場となっている。外遊びだけでなく、室内遊びを行ったり、「読書週間」には、6年生による「読み聞かせ」を行ったりしている。こうした活動を通して、6年生はリーダーとしての資質を磨き、年下に対する思いやりの心を育んでいる。そして、低・中学年では、お互いを信頼する温かい心を育むとともに、6年生のリーダーの様子を見て育ち、自分が6年生になったときには、こんな班長になりたいというイメージをもって成長することができる。これが伝統のよさである。
この他にも、運動会での縦割り種目や冬の縦割り班対抗「長縄大会」など、様々な活動を行う異学年交流を通して、子供たちは豊かな心を育てている。