【刈谷市立刈谷特別支援学校】ふれあいの花交流
- 公開日
- 2020/01/21
- 更新日
- 2020/01/21
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、「岡崎人権啓発活動地域ネットワーク協議会」から指定を受けた小垣江東小学校(以下東小)と、「ふれあいの花運動」に参加しました。東小6年生児童29名と、本校小学部児童15名が、2、3人ずつのグループになり、9月26日の開始式でプランターに花の苗を植え、12月17日の終業式までの間、週に3回、休み時間に、水やりをしました。
本校児童は、障害の程度、実態は様々ですが、東小児童と一緒に花を育てる活動を通じて、自分のことを伝えようとしたり、相手のことを知ろうとしたりするなど、楽しんで交流することができました。東小の6年生は、どうやってコミュニケーションをするのか、最初は戸惑うような表情でしたが、この2か月の間に手話を覚えたり、目線を合わてゆっくり話したりしてくれるようになりました。本校の児童も、最初は緊張したり、恥ずかしそうにしたりしていましたが、少しずつ慣れ、東小の6年生が水やりに来るのを楽しみにしたり、手紙をもらうときに心拍数が変化したり、よく見ようと目や首を動かしたり、それぞれの方法で気持ちを表現していました。今では、中庭や廊下など、他の場所で出会っても、笑顔になったり、目を合わせたりして挨拶をする姿がよく見られます。
終業式は、本校の欠席児童が多く、東小の6年生はさみしく思ったり、心配してくれたりしていました。「終業式が終わっても、一緒に水やりをしたい」という児童の言葉から、3学期も交流は続いています。