【豊田市立石野中】心広がる「おはよう!人間学」
- 公開日
- 2012/08/31
- 更新日
- 2012/08/31
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、全校生徒105名の小規模校です。生徒が中学校で接する大人の数は、大規模の中学校に比べて少ないでしょう。しかし、教員だけでなく全職員と考えれば、事務長さん、公務手さん、校内整備員さん、図書館司書さんなど多くの方々が生徒に接してくださっています。それら全職員が、一人の大人として自分が経験してきたことや、こだわってきた生きざまを話すことによって、生徒は多様な生き方、さらには多様な価値観に触れることになるだろうと考えて、「おはよう!人間学」を実施しています。
「おはよう!人間学」は、毎週木曜日の朝10分間を使って行っています。生徒たちは、担任以外の大人をすべて講師として迎え、趣味のこと、かつて就いていた仕事のこと、家族のことなど様々な内容の話を聞くことができます。人間味あふれる話は、生徒たちの「生き方モデル」となっています。特に失敗談や意外な横顔を知るような話では、職員を身近に感じることができ、普段授業で接している先生以外の職員とも距離が縮まっている。
また、生徒は翌日、話してくれた人に手紙を渡すようにしていますが、その内容を読むと、自分に置き換えて考えたり、物事の見方に幅ができたりしていることが分かります。