【小牧市立光ケ丘小】ペア学年活動〜仲よし給食〜
- 公開日
- 2012/07/12
- 更新日
- 2012/07/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、異年齢集団の交流を図ることを目的とし、1・6年、2・5年、3・4年のペア学年活動に取り組んでいます。今年度は、5月23日にペア出会いの会、5月30日になかよし朝放課を行い、今年1年間一緒に活動する仲間と顔合わせをすることができました。
6月27日には、ペア学年で給食を共にする「仲よし給食」が行われました。前日から、「明日は、仲よし給食だよね。」と期待いっぱいの低学年の子どもたち。授業が終わると、すばやくクラスの半数が互いの教室を行き来して、それぞれの教室で給食の準備が始まりました。低学年の教室に来た高学年の子どもたちは、手早く配膳に取り掛かり、あっという間に作業完了。司会の児童の号令で会食の開始です。
低学年の子どもたちは、隣にお兄さん、お姉さんが座っていてくれるだけで、目がきらきら輝き、とっても嬉しそう。でも、高学年の子どもたちは、そんな年下の子どもたちに気を遣い、会話のネタに苦しむ様子がうかがえました。
給食が終わると、「じゃあ、片づけは僕たちで分担しようね。」そんな会話を交わし合い、低学年の分まで食器やごみを片づける高学年の姿は、とても頼もしく見えました。最後に、ほんの短い時間でしたがレクリエーションを行って、どの子も満足な表情で、自分たちの教室に帰って行きました。
高学年の児童にとっては、与えられることが多かったこれまでとは違い、「だれかに何かをしてあげて、それが相手に喜ばれる」という経験ができる、とても貴重なひと時だったのではないかと思います。また、低学年の児童も、大切に扱われ、優しくされることで、年長者である高学年を尊敬する気持ちが生まれたに違いありません。
ペア学年活動は、今後も児童会行事で行われる予定です。回を重ねるごとに、互いの仲が深まり、望ましい人間関係が築かれていってほしいと思います。