【豊田市立御作小】親子ふれあい活動『鮎つかみ』
- 公開日
- 2012/11/08
- 更新日
- 2012/11/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校ではPTA活動の行事の一つとして、数十年前から親子のふれあいを大切にした「鮎つかみ活動」を行っています。毎年、夏休み明けの第一週の土曜日に、保護者の方に校地内の草刈りを一時間程度実施していただいた後、校門横にある小さな三角池に鮎を放流し、学年ごとに鮎つかみを行い、その後親子で鮎の塩焼きを味わうものです。
本年度も、残暑厳しい9月8日の土曜日に親子ふれあい活動を行いました。保護者の方は校内の草刈り、6年生は資源回収されたものの袋詰め、他の学年は運動場の草取りを行いました。その後、池に鮎を120匹ほど放流し、低学年から順に鮎つかみを行っていきました。子どもたちは、泳ぎ回る鮎をつかもうと必死で、ずぶぬれになりながらも一人2匹の鮎をしっかりとつかみました。毎年子どもたちはこの鮎つかみを楽しみにしており、できるだけ早くつかもうと友達同士で競い合ったりしています。親は、その時、我が子が早くつかめるように応援したり、写真を撮ったりしており、とても和やかな雰囲気です。つかんだ鮎は、父親が中心となって、炭火で焼いてくれます。暑い中、汗を流しながら、串刺しした鮎がうまく焼けるように面を変えながら、子どもたちのために焼いていました。その後、塩焼きの鮎とおにぎりで、親子で楽しく会話しながら昼食を取りました。昼食後は、学年ごとの企画による親子でのお楽しみ会を実施して、さらに楽しい時間を過ごしました。
親子で楽しく体験活動を行うことで、共通の話題ができ、親子の会話が弾むと思います。また、親は子どもの楽しむ姿を見つめ、子どもは自分たちのために汗する親の姿を見つめ、「親子ふれあい活動」のよさを実感できる活動でもあると思います。