モラルBOX日記

【南知多町立師崎小】なかよしグループ(異学年交流)

公開日
2013/11/15
更新日
2013/11/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では,相手を思いやる心や協力する態度を育て,豊かな人間性や自主性を養うことをねらいとした異学年集団(なかよしグループ)活動を行っています。各学年の人数がほぼ同じになるように3色6グループを編成し,さまざまな活動に取り組んでいます。
 毎月第1水曜日の30分放課には,「なかよしタイム」を設定し,グループで計画した遊びを行います。ほかにも,「なかよしグループこんにちは集会」,「七夕集会」,「なわとび」,「卒業生へのメッセージポスター作り」などを行い,異学年での交流を深めています。
 7月の行事「海に親しむ会」では,なかよしグループで磯部まで歩いて行き,磯の生物を観察したり,講師の方から説明を聞いたり,海岸の清掃をします。今年も,高学年が低学年を助けながら,滑りやすい岩場を一緒に探索したり,協力して生物を捕まえたりする姿が見られました。低学年の児童からは、「6年生のお姉さんと一緒にタコを捕まえれて、楽しかった」という感想が出ていました。
 9月の「運動会」では,なかよしグループ対抗の種目がいくつかあります。その代表種目「ハリケーン」では,低学年から高学年の4人組で一つの棒を運びます。旗を回ったり,棒を跳んだりくぐったりするので,高学年が低学年にコツを教えながら作戦を練り,他のグループに負けまいと競い合いました。
 そして,1月の行事「追跡ハイキング」では,なかよしグループで里山の中を,目印をたどって進み,チェックポイントではクイズに挑戦しながら,学校まで戻ってきます。低学年には少々きついコースですが,毎年,学校まで戻って来た時の喜び合う顔は,どれも充実感に満ちあふれています。1年の最後を飾るこの行事は,高学年児童の成長した統率力が発揮される場となっています。
 高学年の児童からは、「低学年を助けながら進むことができた。みんなで協力すると頑張れると感じた」という意見が出ていました。
 今後もこれらの活動を継続していくことで,思いやりの心がさらに広がり,学校中に子どもたちの笑顔や笑い声があふれることを楽しみにしています。