モラルBOX日記

【豊田市立追分小】心の教育推進活動 自他を大切にし、心身の健康づくりを意識した生活ができる子の育成(2年次)

公開日
2013/11/28
更新日
2013/11/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、24年度から3年計画で「心の健康」について取り組んでいる。今年度は『〜チャレンジ!親子でよいところ探し!〜』と題して、愛知健康プラザより講師の方に来ていただき、講演・ワークショップなどを行った。
 ねらいは、親子で家族のよいところを積極的に見つけ、それを伝え合うことによって、互いに大切な存在だということを再確認し、自己肯定感を高めることにある。
 講演では、「ありがとうを伝えよう!」と題して、心の成長に必要なものは何か、自分の気持ちが伝わることの嬉しさや楽しさが大切な要素であることなどを話された。
 その後、ワークショップとして「わたしはだれ?動物あてクイズ」(自分の背中に貼ってある絵の動物を相手に質問して当てる)→「チャレンジ!親子でよいところ探し!」(親子で互いのよいところを探し、カードに記入。その後、それを交換し、カードを読んだ感想を発表する)を行った。
 <保護者の感想>
・見方を変えてマイナス面をプラス面ととらえる。ダメだ、ダメだと叱ってばかりでしたが、良いところとしてとらえ、たまには褒めて、イライラ顔ではなくニコニコ顔で接していきたい。
・身振り、手振り、表情で相手に伝える重要性、伝わりやすさ等がよく分かった。今まで言葉だけで伝えようとしていて思惑と違った結果になりがちなことがあったが今回話して、忘れていた事に気付き「ハッ」とした。子どもたちにも気持ちを伝える事の理屈が少し分かったようだった。
・高学年になると照れもあり、あまり、感情や気持ちを言葉で表すことが少なくなってきた。家族でも分からなかったら家族以外の人はもっと分からないと思う。まずは家庭から取り組んでいきたい。
 この保健委員会の後、毎月1回の身体計測の日に「ありがとうの日」を設定し、子どもから保護者にありがとうの一文を考えて「ありがとうカード」に記入し、渡している。保護者には受け取った「ありがとうカード」にサインと感謝の言葉を一言記入し、提出してもらっている。