【豊田市立猿投中】縦割りのチームで行う学校祭
- 公開日
- 2013/11/29
- 更新日
- 2013/11/29
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、学校祭を縦割りのチーム対抗で行っています。今年も3年生が中心となり、「新たな伝説を300のピースで作り出せ」というスローガンのもと、33回目の学校祭が行われました。
3年生はチーム活動を通し、徐々に最上級生としての責任と自覚を高めていき、「より良いチームを作り上げよう」さらには「より良い学校にしていこう」と主体的に考え、行動できるようになっていきました。ときには活動が思うように進まず、意見がぶつかり合うこともありましたが、一人一人が「自分のため」ではなく、「チームのため」を一番に考え、納得のいくまで何度も話し合いを重ね、共に悩み、支え合いながら、活動を進めていきました。また、そのような先輩たちの姿や、思いを間近で感じ、初めは受け身で、指示されたことを行うだけであった1,2年生も、「自分ができることはないか」と自ら考え、意見を出したり、積極的に活動に取り組んだりするようになりました。そして、その姿がさらに3年生を動かし、日を追うごとに一人一人が成長し続け、チームの結束力が高まり、今年の学校祭も成功を収めることができました。
生徒からは、「このチームで本当によかった」、「来年は自分たちを超えてほしい」、「来年は先輩たちのようになりたい」という声が聞かれました。
先輩の思いが後輩を育て、後輩の姿が先輩の自覚を高めていく。学級、学年を超えた、チーム活動だからこそ味わうことのできる達成感や満足感が本校の伝統の一つであり、今後もその伝統を守っていきたいと思います。