【蒲郡市立中部中】自分の心を見つめる〜自分を好きになろう〜
- 公開日
- 2013/12/02
- 更新日
- 2013/12/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
学校保健集会では、講師にスクールカウンセラーの先生をお迎えして自分の性格を自己分析できるエゴグラムを実施した。エゴグラムはいくつかの質問に答え自分の長所や短所を分析するものである。事前に行ったアンケートでは、全校の4割の生徒が「自分を好きではない」と答えており、自分に自信がもてないでいるようであった。講演の中でカウンセラーの先生は「誰にでも多くの長所がある。その長所は人それぞれ違うよ。」ということを生徒たちに伝えてくれた。集会後の生徒は「もうちょっとプラス思考に考えれた方がいいと思いました。もっと自信がもてるようにしたいです。」と感想を書いた。保護者の感想からは、「長所と短所は紙一重なので、短所だと思えるところは見方を変えて、長所と思えるようにしていきたい。子どもが、自分のことを好きになれるように、どんどんほめて育てていきたいと思います。」と書かれていた。
その後、保健の授業で、生徒一人一人が自分に自信をもてるようにするために、自分の短所について小グループをつくりリフレーミングを行った。「うるさい」「すぐ文句を言う」など、自分の短所だと思っているところを挙げると、友達が「明るい、活発」「自分の意見が言える」のように長所に言いかえてくれるものである。見方を変えれば短所も長所として見ることができることを実感できるものであった。生徒の感想には、「短所も見方を変えればいいところになることがわかった。他の人の短所も長所として見ていきたいです。」と書かれてあり、自分の心を見つめ、自己肯定感を高める良い実践となった。