モラルBOX日記

【刈谷市立朝日中】命の授業

公開日
2015/04/27
更新日
2015/04/27

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、校訓「まごころ」のもと心の教育推進活動の一環として、PTA主催の教育講演会を行っています。今回の講師は、元中学校教師の腰塚勇人氏でした。テーマは「命の授業」でした。たった6分の動画に30万人が泣いたという奇跡の実話をもとにしたお話をされました。スキーの事故により首の骨を骨折し「一生寝たきり」を宣告され、自殺未遂までしながら、家族や生徒の応援、そして、それを支えてくれた人々への感謝の心により復活を遂げた体験をもとに、命の大切さ、生きることの素晴らしさを麻痺が残る姿を見せながら、心から心に伝わる授業をされました。その中で紹介された「5つの誓い」は、次の通りでした。
・ 「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
・ 「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
・ 「目」は、人の良いところを見るために使おう。
・ 「手足」は、人を助けるために使おう。
・ 「心」は、人の痛みがわかるために使おう。
話す、聴く、見る、手足を動かすことに何の不自由もない自分たちにとって、心に響く5つの誓いでした。また、腰塚氏は、生徒に向けて「ドリー夢(ム)メーカー」となって命の喜ぶ生き方をしてほしいと熱く語ってくださいました。その他にも「パワーチャージャー:勇気・応援してくれる人」、「ほっとマン:心のほっとする人」、「ON(オン)人:やる気のスイッチを押してくれる人」など、人に勇気と元気を与える人になってほしいというメッセージもありました。生徒の感想には「腰塚さんが何度も語ってくれた『ドリー夢(ム)メーカー』になるには、『頑張ろう』とか『ファイト』とか人がやる気になる言葉を使うことが大切だということを知りました。私も『ドリー夢(ム)メーカー』になれるように頑張っていきたいです」と前向きにとらえる生徒の姿が見られました。